返済能力を超えた借金は一時的に苦境を乗り切れても、必ず困難が待ち受けています。

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限度を超えた貸付の事例

銀行カードローンは利用者の収入や返済能力などを無視していました。
すべての銀行や担当者が好き放題やっていた訳ではありませんが、無法地帯だったのは間違いありません。
返済能力を超えた借金は一時的に苦境を乗り越えられても、必ず破滅が待っているのです。

 

ここでは銀行カードローンにより自己破産や任意整理に追い込まれてしまった実例を紹介します。
日本弁護士連合会による個人向けのカードローンによるアンケート調査を元に見てみましょう。

 

事例1:40代女性のケース
自己破産する状況に追い込まれた40代女性

まず、年収が356万円の40代女性に対して、銀行側は433万円を貸し付けたケースの紹介です。
年収を約20%ほど超える借金は、返済が非常に難しいと言えるでしょう。
生活費や家賃、そして雑費を差し引けば年間で返済できる金額は知れています。

 

その予想通り、40女性はその後に自己破産をする状況に追い込まれました。
借金する側が悪いという意見もありますが、それ以前に返済能力を超える金額を貸してはいけないのです。
総量規制の対象外のため、こうした悲劇が生まれてしまいました。

 

 

事例2:60代女性のケース
限度を超えた額を借りてしまった60代女性のイラスト

次の事例は、年収が220万円の60代女性に対して、銀行が500万円を貸し付けたケースです。
60代と年収の金額を見るに、おそらく年金暮らしをしている女性だったのでしょう。
その女性に銀行が500万を貸し付けるのは異常としか言えません。
年収がたった220万しかない60代女性が、500万円を借金を返済出来るでしょうか?

 

明らかに限度を超えた貸付で、銀行側の暴走が招いた結果です。
60代女性はその後、自己破産が受理されています。

 

 

事例3:60代男性のケース
任意整理で借金を返済をする男性のシルエット

次も高齢者の事例で、年収160万円の60代男性に対して、銀行が無担保ローン226万円を貸し付けたケースです。
推測ですが、おそらくこの男性も年金暮らしをしていたのでしょう。
226万の大金を借りていても返済する目途が立つ訳もありません。

 

この60代男性は後に任意整理が受理されており、ゆっくりと返済を行う道を選びました。
借りている金額がやや少ないので、親戚や子供を頼れば返済が不可能な金額では無いでしょう。
しかし、60代という高齢でこうした負担を抱えるのは人生においてつらいものになります。

 

事例4:50代男性のケース
自己破産した50代男性のシルエット

こちらは紹介している事例の中でも、特に金額が高いケースとなります。
年収226万円の50代男性に対して、銀行側は無担保ローン960万円を貸し付けていたのです。

 

傍から見ると異常な金額で、年収の4倍以上の借金を銀行カードローンで行っています。
借金が積み重なって返済が間に合っていないのが明らかにも関わらず、お金を貸し続けた銀行の責任は重いでしょう。
この50代男性は最終的に自己破産により借金を帳消しにしています。